ここ数年、日本をはじめ海外のブランド市場の変化が大きくなっています。
偉大なデザイナーヴァージルの逝去、ラフシモンズのブランド終了
グッチのミケーレが退任など世界的に人気のブランドから様々な問題が発生しています。
しかし、まだまだどのハイブランドも人気で、後任が決まらずとも
デザインチームでコレクションなども発表しています。
今回は元々人気ではありますが、これから注目するべきブランドをご紹介します!
DIESEL
2020年からY/PROJECTのデザイナー「グレン・マーティンス」が
dieselの新たなクリエイティブディレクターに就任しました。
Y/PROJECTではすでにアーティスティックなディレクションを作り上げていましたが
30代以上をターゲット層にしていたdieselではどのようなクリエイションなのか服好きたちが興味を持っていたところ
2022SSグレンによる初コレクションを発表しました。
Y/PROJECTよりリアルクローズでありながら
グレンぽさ×dieselをうまく表現したコレクションに
次のシーズンも大きく期待されました。
22-23AWではほぼY/PROJECTと言っても過言ではないほど
モードな雰囲気の圧巻のランウェイでした。
Y2Kトレンドと上手くマッチしたこともあり
20代前半などの若者までも新たなターゲット層として獲得する事ができました。
今後もグレン・マーティンスによる新生dieselは要チェックです!
PRADA
昨年、急に発表された「ラフシモンズのブランド終了」が記憶に新しいですが
プラダにとって更に力を入れられる機会になったのではないでしょうか。
現在、MIUMIUを兼任しているミウッチャ・プラダがラフシモンズと
共同クリエイティブディレクターとしてクリエイションしていますが
ミウッチャはMIUMIUに専念し、ラフシモンズがPRADAのデザイナーになるのでは?などの噂も出ています。
2人のクリエイティブによるコレクションがラフシモンズの兼任が解けたことにより
どの様に進化したのか、今から楽しみで仕方ありません。
ナイロンバッグの先駆者になり勢いがありましたがそれ以降
勢いが少しずつ落ちているプラダが更なる進化を見せるのか
全く変わらずこれまでの伝統を貫くのか全く分からないのも面白いです!
Burberry
2023年2月バーバリーのデザイナーに新たに就任するダニエル・リーが注目されていますが
ダニエル・リーらしさ×バーバリーを実現できると
次に注目を集めるのは確実にバーバリーになると思います。
ご存知の通り、バーバリーはイギリスを代表する大きなブランドで
元々のクラシックな雰囲気、スタイルを求めている方が多くいる中で
ダニエル・リーらしさを初めから出すのは難しいと思います。
徐々に変化していくのか、うまく合わさって新たなバーバリーが見れるのか
はたまたチグハグになってイマイチな完成度のコレクションになってしまうのか
ボッテガを上手く売り出し成功したからこそ、期待が大きくなってしまうのかもしれません。
バーバリーは現在、日本から撤退していますが
これからはチェック必須になると思うのでオンラインなどで購入できるのは幸いでした。
前任デザイナーリカルド・ティッシは大きなブランド故の顧客関連、
伝統などによるクリエイションの難しさに苦しんだそうなので
ダニエル・リーによる新たなバーバリーに今後は期待です!
まとめ
これからのトレンドを作るかもしれない、すでに有名だけど
絶対チェックした方が良いブランドをご紹介しました!
今回ご紹介した「PRADA」「Burberry」は
世界的に大きな影響力を持つブランドなので
これからのトレンドやスタイルを作っていく側のブランドです。
dieselは他二つに比べると少し劣りますが若年層の支持率が高く、ファッション感度の高い人に影響を与えると思います。
デザイナーの退任、就任などどの時代でもある事なのでその時々を楽しみましょう!
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