今回ご紹介する新鋭ブランドは
【BISOWN（ビソウン）】
メンズ、ウィメンズ問わず提案する、ユニセックスなスタイル
そして、日本産にこだわった生地にも注目です！
ブランド紹介
ブランド名：【BISOWN（ビソウン）】
都内のセレクトショップにて長年バイヤー、ディレクターを経験した中出 由佳（なかで ゆか）
により24SSからスタートした新鋭ブランドです。
デザイナー中出は
有名セレクトショップ「BLOOM&BRANCH」での
ディレクター、バイヤーとしてのキャリア
「BLOOM&BRANCH」発のレーベル
「KIJI」のデザイナーとしての経験もあります。
「KIJI」での意表をついた生地の選定、遊び心や細かなこだわりを加えた新たな提案は
「BISOWN」にも通ずるものがありそうです。
「BISOWN」では
伝統的な技術や細部のデザインを現代的に落とし込み
手にした時に高揚感を感じる生地、仕立て、着心地、ディティールの洋服づくりを行っています。
以前を知っている人は
どこか懐かしい、心地良いと感じることもあると思いますが
新ブランドはよりパワーアップしているので
気になる方はぜひチェックしてみてください！
ブランドコンセプト
ブランドコンセプトは
「日々を豊かにする装い、気取らない訪問着、心地の良い普段着、自らのための、美装、日装」
浜松、富士吉田、和歌山など
日本産、そしてその産地の特色を生かした
オリジナル生地を使用し
「古、和、洋、用」を軸に
天然素材の強さ、美しさ、さまざまな要素と
混ざり合うことで生まれる特有の存在感などを
日本人が提案し、着用することで発揮する衣服を作っています。
1stコレクションのテーマ
1stシーズンは
ベーシック、ワークウェア、トラディショナルな
アイテム、素材をベースに製作。
「着用時の自然と不自然の重なり」を意識したデザインになっています。
所作と共に、着る人の美しさが際立つようにとのことから
理想の人物像として挙げられたのが
Glenn Gould（グレン・グールド）
Pina Bausch（ピーナ・バウシュ）
この2人は、世界で活躍するピアニストとダンサーで
今シーズンのテーマの理想の人物になっています。
Glenn Gould（グレン・グールド）
本名グレン・ハーバード・グールド
カナダ出身のピアニストとして活動し
「天才ピアニスト」としても有名だそうです。
Pina Bausch（ピーナ・バウシュ）
ドイツ出身のダンサーとして活動し
日本含め世界で活躍しているダンサーの一人です。
ピナバウシュ舞踏団にyohji yamamotoが衣装を制作したこともあるそうです。
アイテム紹介
BISOWN DENIM
1stシーズンに登場するのは
経年変化を楽しんでほしいとのことから
リジットのデニムが登場しました。
繊維長の長いものだけを厳選したコットンは
極太の経糸を甘撚することで、肉厚がありながらもしなやかかつ上品なデニム地になっています。
ピュアインディゴを使用した混じり気のないブルーデニムは
オールシーズン使える万能アイテムになっています。
また、ジャストサイズと
サイズを上げてゆとりを持って履くのでは
シルエットがかなり変わるので
好みに合ったサイズ感で選んでみると良いと思います。
デザイン重視のライトオンスのデニムではなく
しっかりとした生地感、肉厚感を感じたい方にピッタリのデニムです。
MOKUME VEST
ルック通り一枚で着ても、定番になるであろうバスクTと着ても
様になる、春夏にピッタリのベストが登場しました。
ウールの名産地、尾州で織り上げた
コットンリネンのグログランは
いわゆるグログランのイメージを覆す、カジュアルさを兼ねた仕上がりに。
リネンの節がグログランの特徴通り、木目のように現れています。
また生地の特徴でもある凹凸も魅力で
一枚で着る際、平面的であると物足りなさもありますが
グログランの凹凸とリネンの凹凸による
立体感で一見シンプルなコーデも、映えると思います。
ハーフムーンポケットのハンティングベストで
余計な機能は取り除き、ミニマルなデザインになっていて
生地のカジュアルとデザインのミニマルが合わさった、バランスの良いアイテムになっています。
裏には贅沢にウールシルクを使用。
毛抜き合わせで仕上げ両面で着用可能になっています。
他のアイテムにも定番になりそうなアイテムも多数あり
全体を通して、ウィメンズよりな綺麗なシルエット、雰囲気に仕上がっています。
まとめ
今回は24SSスタートの新ブランド
【BISOWN（ビソウン）】をご紹介しました。
上記で書いた全体的にウィメンズの雰囲気ですが
「メンズが着れるウィメンズ服」ではなく
しっかりと「メンズが着るメンズ服」として分けられているので
メンズウィメンズ問わず人気になりそうな新鋭ブランドになっています。
すでにいくつかのセレクトショップで取り扱いもあり
デニムの別注なども登場しているそうなので
今後が楽しみなブランドになっています。
気になる方は
オンラインストアはまだ開設していないそうなので
取り扱いのあるセレクトショップに聞いてみてください！
